
冬季の血行不良は、多種多様な体調不良を引き起こすため、注意が必要です。
ただ、具体的に冬季の血行不良の原因がわからない人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは血行不良とはどのようなものなのか、主な原因、具体的な症状、血行不良が引き起こす可能性のある病気、血行不良の改善・解消方法について詳しく解説します。
冬季の血行不良にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
血行不良とは?冬に気を付けたいその特徴

冬になると、血行不良が気になる方も多いのではないでしょうか。
実際に冬季の血行不良は、少なからず注意が必要です。
ここでは、血行不良がどうして起こるのか、そのメカニズムと冬ならではの特徴について詳しく解説していきます。
血行不良が起きるメカニズム
血行不良とは、血液が血管を通って全身にうまく流れない状態を指します。
一度血行不良の状態になると、体温が上がりにくくなったり、手足が冷たくなってしまうことがあるからこそ、注意が必要です。
メカニズムについては多種多様なものがありますが、運動不足やストレスにより筋肉が緊張し、血流が悪くなるのが主要な原因とされます。
また、首や肩の筋肉が固まることで血液の循環が滞りがちになることも原因の1つです。
なお、血行不良の状態が続くと、肩こりや関節痛といった症状が出やすくなる他、疲労感も蓄積されるようになってしまうでしょう。
冬に特に血行不良が起こりやすい理由
冬に血行不良が起こりやすい理由としては、気温の低下が挙げられます。
寒い環境では血管が収縮しやすく、血流が悪くなるのに加えて、エアコンの効いた室内にいることで乾燥や肌荒れが生じることで体調を崩し、体調管理が難しくなるのが特徴です。
加えて、寒さから身体を動かす機会が減り、運動不足になりがちであることも影響するでしょう。
他にも、寒さが続くことでめまいが生じたり体が冷えることによる痛みを感じることもあるため、十分な注意が必要となるでしょう。
なお、冬の血行不良は下肢の血流に影響を与えやすく、足首や足先、ふくらはぎを中心にむくみが発生することがあります。
このむくみは、血流が悪くなると老廃物がたまりやすくなり、そうなるとシミやフケの原因にもなりかねないので、しっかりとしたケアが必要です。
また、よくスマホを見る人は、ストレートネックの原因となり、首や肩周りの血流が悪化してしまうことになりかねません。
ストレッチや適度な運動を取り入れ、血行を常に促進するように意識することが理想と言えるでしょう。
血行不良の主な原因をチェック

血行不良を引き起こす原因は、日常生活の中に潜んでいることがあるため、まず原因をしっかりと把握することが大切です。
ここでは、血行不良の主な原因について詳しく解説します。
運動不足やストレスの影響
日々の生活の中で運動不足やストレスを感じること、多いですよね。
現代社会では、忙しい生活を送っている方が少なくないため、適度な運動をする時間が取れずに、結果的に血流が悪くなることがあります。
ストレスを受けると身体が筋肉を緊張させ、これがまた血流を悪くする原因になります。
そのため、時には意識的に気分転換を行うことで、ストレスの緩和と血行の改善を促進することが必要です。
身体の冷えがもたらす影響
冬の寒さやエアコンの効いた室内での生活は、身体の冷えを引き起こしやすいです。
この冷えが血行不良に繋がることもあります。
冷たい空気に触れる時間が増えると、体は外部環境に対応しようとして血管が収縮してしまうのです。
それが、血流不良の原因になっていることもあるからこそ、家の中では入浴を活用して身体を温めるなどの工夫が必要となります。
むくみの原因と症状
むくみとは、体内の水分がうまく循環せずに溜まってしまうことで起こる現象であり、足やふくらはぎなどがむくむことが増えるわけです。
これが繰り返されると、次第に手足の血流が悪くなることがあります。
現にむくみは血行不良の印でもあるため、見つけたら即座に対策を取ることが重要となるでしょう。
その他にも、普段から意識的に血行不良にならない生活習慣を心がけることが大切といえるのではないでしょうか。
生活習慣が及ぼす影響
毎日の生活習慣も血行不良の大きな原因です。
喫煙や不規則な睡眠、偏った食事が、身体全体のエネルギー循環を悪化させます。
結果として血行不良を引き起こすことがあるんですよね。
特に、喫煙は血管を収縮させる作用があるため、なるべく控える方が良いかもしれません。
また、毎日の食事では、栄養バランスを意識し、改善することが大切でしょう。
リスクを減らすためには、お風呂で体を温める習慣を取り入れるなど、日常生活の中でも普段から血行不良を予防するのが効果的かもしれません。
冬季の血行不良による具体的な症状

冬は血行不良になりやすく、具体的な症状も出やすい季節です。
ここでは、血行不良によって冬季に起こりやすい具体的な症状について詳しく説明します。
肩こりや関節痛
冬になると、肩こりや関節痛がひどくなるという方も多いのではないでしょうか。
寒い季節には、体温が下がりやすく、筋肉も緊張しやすくなるため、肩や首、腰といった場所がこわばりやすく、痛みを感じることが少なくありません。
こうした症状は血行が悪くなっているサインともいえるでしょう。
そのため、定期的に体を動かすことで血流を促し、症状を緩和させることを試みると良いでしょう。
冷えによる足や手のトラブル
冬の冷たい気温の中で、手足が冷えてしまう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
これは血行が悪くなることで、血液が末端まで十分に巡らないためです。
それにより足先や手先がしびれたり、感覚が鈍くなったりすることがあります。
また、血流不足が続くと指先や足の冷たさが改善されず、しもやけの原因にもつながってしまうことがあるので、注意が必要となるでしょう。
入浴時にはしっかり温まることを心がけるなど、意識的に改善を試みるのが必要不可欠と言えるのではないでしょうか。
むくみやだるさ
むくみもまた、冬によく見られる血行不良の症状の一つです。
冬は下半身や下肢といった部分に水分が溜まりやすく、結果として足が重く感じられることがあります。
むくみが長時間続くと、さらなる不快感や疲労感を伴いやすくなる他、放置することで代謝が落ちて老廃物が溜まりやすくなり、肌にも悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
そのため、適度なストレッチや運動を取り入れて、むくみを解消することを忘れてはなりません。
血行不良が引き起こす可能性のある病気

血行不良は単なる体調不良を超えて、重篤な病気を引き起こす可能性があるからこそ、単なる血行不良と甘く見ないようにしたいです。
ここでは、血行不良と関連する重大な病気について詳しく解説します。
脳梗塞や他の重篤な病気
血行不良が進行することで、脳梗塞をはじめとする重篤な病気を引き起こすリスクが高まることがあります。
高齢者や喫煙の習慣がある方は要注意です。
脳梗塞とは、血管が詰まり、脳への酸素供給が不足することで起こりますが、血行が悪い状態は血液の流れが鈍くなり、詰まりやすくなるのです。
その結果、突然のめまいや頭痛、しびれなどの症状を引き起こすことがあります。
日ごろから血行を良くするために適度な運動を心掛けるなど、生活習慣の見直しから行っていくことが求められるでしょう。
潰瘍や壊死などのリスク
血行不良は潰瘍や壊死などのリスクも伴います。
血流が滞ることで、組織に十分な酸素と栄養が届かなくなるのが原因です。
糖尿病を患っている方や動脈硬化を起こしやすい体質の方は、細心の注意が必要でしょう。
下肢の組織が血行不良によりダメージを受けると、痛みや炎症が起こりやすく、最終的には潰瘍や壊死に進行することも。
これを防ぐためには、日常的に体を温める習慣を持つことや、拘縮しないようにマッサージやストレッチを行うといった工夫が必要になってきます。
さらに、個々の症状が悪化すると、心臓を含む身体全体の健康に影響が及び、動悸や胸の痛みを伴う病態に至る可能性もあるので、普段から健康管理に努めることが大切です。
血行不良の改善・解消方法

血行不良を改善し、快適な毎日を送るためには、いくつかの方法が役立つかもしれません。
ここでは、血行不良の改善・解消方法について見ていきましょう。
ストレッチや運動で血流を促進
日常生活に軽いストレッチや適度な運動を取り入れることで、血行をよくすることが可能です。
例えば、朝起きたときや仕事の合間に体を伸ばす習慣を持つことで、全身の血流がよくなり、肩こりやむくみなどの不快な症状を和らげることが期待できます。
ヨガやウォーキングなど、手軽に始められる運動も、心身のリフレッシュに繋がるからこそ、積極的に行うのが良いかもしれません。
薬を適切に利用する
症状が強い場合や改善が見られないときには、専門医と相談の上、適切な薬を利用することも一つの方法です。
血行促進を目的とした市販薬や処方薬は、血流を改善し、痛みやこわばりを和らげるサポートになります。
もちろん、薬を使用する際には、用法用量を必ず守りましょう。
整骨院や専門家によるケア
整骨院や他の専門家によるケアは、血行不良を改善するための効果的な手段の一つです。
プロの施術によって、体の歪みを整え、血流を促し、体調の改善が期待できるでしょう。
慢性的な不調を抱えている場合には、定期的なケアを取り入れることでより効果を感じやすくなると思います。
日常生活で実践できるセルフケア
普段から実践できるセルフケアには、温かいお風呂を活用し、体をしっかりと温めることが挙げられます。
半身浴を取り入れることで、体を芯から温め、血流を良くする効果が期待できます。
食事も大切なポイントで、栄養豊富な食材を取り入れることは、体の内側から健康をサポートするのに効果的です。
ビタミンEやオメガ3脂肪酸を含む食品を積極的に取り入れるなど、血液循環を助けてくれるものも積極的に摂取するのが有効です。
まとめ

冬季は、寒さなどが原因で血行不良となりやすいため、注意が必要です。
意識的に血行不良を解消・改善するようにしないと、血液循環が滞り、多種多様な症状を引き起こすことがあります。
血行不良の原因は多岐に渡りますが、人によってはちょっとした日常生活が要因となっていることもあるので、積極的に生活を改善させるようにしましょう。
なお、何から着手すれば良いのかわからない場合は、薮下整骨院などプロにご相談ください。