
捻挫は日常生活やスポーツ中に非常によく見られる怪我の一つです。
その原因や症状を詳しく知っておくことは、万が一のときに速やかな対応をするために役立つかもしれません。
この記事では、足首の捻挫が疑われる場合は病院の何科を受診すべきなのかについて詳しく解説します。
捻挫の症状や原因を知ろう

足首捻挫とはどのような状態?
足首の捻挫とは、足の関節に過度な力が加わった際に、周囲の靭帯が伸びる、もしくは断裂するといった状態を指します。
例えば、散歩中やスポーツをしているときにうっかり足をひねってしまい、結果として足首が腫れたり痛みが出たりするのが一般的です。
基本的に、急激な動きが必要とされる場面では特に注意が必要でしょう。
足の指に違和感を覚えた場合は種々の症状が考えられますが、捻挫によるものであることも考えられるため、注意が必要です。
また、捻挫の結果、腫れとともに痛みや赤みが生じることがあり、日常生活に影響を与えてしまうこともあるので、早い段階での対処が求められることもあります。
捻挫が起こる原因とそのメカニズム
捻挫が起こる主な原因は、関節に通常とは異なる方向から強い力が加わることです。
誤ってつま先をひねってしまったり、不注意で足元が不安定な場所で転倒してしまったりすることで、捻挫の状態になることがあります。
中でも、子供が遊んでいる最中にはこうした状況が起こりやすく、注意が必要です。
日常生活や通常の歩行中であっても、突然足をひねってしまう可能性はゼロではため、不意の事故を防ぐためにも周囲に気を配ることが大切と言えます。
時には、足の疲れによっても捻挫が起こることがあるので、日頃からの注意が必要となるでしょう。
足首や膝の腫れが見られる場合の特徴
足首や膝に腫れが見られた場合、最初に不安になるのは「もしかして骨折してしまったのでは?」ということかと思います。
でも、捻挫による腫れもこれと非常に似た症状を示すことがあるのです。
腫れのみならず、強い痛みが続いたり関節の動きが制限されたりする場合は、早めに病院での受診を考えた方が良いかもしれません。
安心のためにも、念のために医師に相談することが推奨される他、痛みが続くことで日常生活への支障が広がる前に適切に対応したいものです。
痛みが激しくて立てない、動けないといった場合は最優先で医療機関に連絡することをおすすめします。
後遺症を残さないためにも、自分で判断するのではなく、専門家に相談するのが鉄則。
肩や首、場合によっては腰痛が影響することもあるからこそ、体全体の様子を見ながら対応するのが良いでしょう。
捻挫が疑われる場合は病院の何科を受診すべき?

捻挫が疑われる場合、適切に病院を受診することが大切です。
ただ、何科を受診するのが良いのかわからない人もいるかもしれません。
そこで、ここからは捻挫が疑われる場合は病院の何科を受診すべきかについて詳しく解説します。
まずは整形外科を受診しよう
足首の捻挫を疑う場合、最初に整形外科の診察を受けるのが一般的です。
整形外科では基本的に足首や他の足の状態を専門的に診断してくれるため、安心して受診することができます。
形成外科では、画像診断の一環としてレントゲンやMRIなどの検査が受けられるので、捻挫の程度や内在する他のトラブルを早期に発見できるでしょう。
レントゲンやMRIなど専門的な検査が必要なとき
捻挫が疑われる場合、その裏に骨折や重大な傷害が潜んでいることがあるため、十分に注意が必要です。
整形外科では、専門的な医師の視点からこれらの詳細な検査を通して正確な診断を行い、最適な治療方法を選定してくれます。
受診時に見逃してはいけない状況があれば早期発見が鍵となるので、症状が重大な場合はレントゲンやMRIなど専門的な検査を受けるのが良いでしょう。
診断書や薬の処方が必要な場合
捻挫は長期治療を必要とすることもあり、医師が発行する診断書や、痛み・腫れを軽減するための薬の処方が助けとなります。
子供やお年寄りの捻挫は注意深く見守る必要があり、将来的な後遺症を防ぐためにも専門家に相談することが肝心です。
大人であっても「悪化したら医師に診てもらおう」と安易に考えるのではなく、早期治療を意識すると良いでしょう。
診断後も痛みが続くなら整骨院での治療も検討
整形外科での診察後に痛みが続く場合や、なかなか完治しない場合には、整骨院での治療を選択肢として考えてみる価値があります。
整骨院では、体の使い方や筋肉の状態を見直しながら、痛みの緩和を目的とした施術を受けることが可能です。
定期的な通院や、柔軟な治療プランの提示によって、長引く痛みが和らぐこともあるかもしれません。
整骨院での施術は痛みの再発防止にも繋がる可能性がありますから、病院での診察を経た後にお試しになるのも良いでしょう。
自分でできる初動対応と応急処置

捻挫した場合は、迅速な初動対応が重要となるでしょう。
自分でできる範囲の応急処置をしっかり行うことで、症状の悪化を防ぐことができるかもしれません。
スポーツをはじめ、子供やお年寄りが遊んでいると誰もが捻挫に遭遇するケースが想定されるため、初動対応や応急処置に関する技術・知識を持っておくだけで何かと安心でしょう。
ただ、一部では無理に触れると重症化するパターンもあるので、危険そうな場合は下手に動かさず、救急車などを呼ぶのが良いでしょう。
基本の応急処置「RICE」の活用
捻挫の初動対応として知られる「RICE」処置法は、簡単かつ効果的な方法として多種多様な場面で推奨されており、初動対応に望ましいです。
ここでは、RICE処置法の意味と単語について詳しく解説します。
Rest(安静)
まずは、捻挫した部位を安静に保つことが大切です。
痛んでいる部位に負担をかけないよう、しばらく身体を休ませましょう。
無理に動かすと、悪化してしまう恐れがあります。
どうしても自力で病院に行かなければいけない場合は、患部に負荷をかけないようにしてください。
Ice(冷却)
次に、患部を氷や冷たいもので冷却します。
これにより、腫れや炎症を抑える効果が期待できるはずです。
ただ、直接氷を肌に当てると凍傷になる可能性があるため、タオルや布越しに行うのがおすすめです。
冷却については氷でなく濡らしたタオルや布でも良いので、周りにあるものを活用することをおすすめします。
Compression(圧迫)
次に、圧迫を加えることで腫れの進行を防ぎます。
弾性包帯などを使って、患部を程よく包み込みましょう。
ただ、強く締めすぎると血流が悪化する可能性もあるため、加減には注意が必要です。
力加減が適切でないとより痛みが出てしまうので、適度な力を加えるように意識してみてください。
Elevation(挙上)
最後に、痛めた部位を心臓より高く上げて血液が滞らないようにします。
これだけで腫れの抑制が期待できることもありますから、ぜひ試してみてください。
なお、患部を上げるのが難しい場合は、低い位置で並行にするか、やや上げる程度に調整すると良いです。
痛みで動かせない場合は、適度に固定して病院に行きましょう。
整骨院で受けられる治療の種類

捻挫を経験した場合、整骨院での治療が効果的なことも珍しくないです。
整骨院では専門技術や専門知識を持つスタッフが、色んな方法で痛みの軽減や回復を支援してくれます。
ここでは、整骨院で受けられる治療の種類について見ていきましょう。
捻挫後のリハビリや患部固定の重要性
捻挫後には適切なリハビリと患部の固定が重要です。
リハビリを実施することは、損傷した筋肉や靭帯を回復へと促し、同時に再発防止にもつながる大切なステップとなります。
整骨院では個々の状態に応じたリハビリプログラムが組まれており、効率的に腫れを軽減し、回復をサポートしてくれるはずです。
例えば、捻挫の影響が広がりやすい部位である膝や、関連する腰痛に対してもバランスを考慮したプログラムが設定されます。
なお、固定にはテーピングや専用のサポーターが用いられ、患部を保持しつつ回復を待つ手助けを行ってくれるため、日常生活にも戻りやすいでしょう。
固定は動きを制限しつつ足元の安定感をもたらし、無理な力がかからないようにする効果が期待できるので、より早い治癒が実現できるのではないでしょうか。
整骨院での施術とそのメリット
整骨院で行われる施術では、手技を駆使したアプローチが中心となります。
このような施術によって、筋肉の緊張を和らげ、血流が改善されることにより、痛みの緩和が期待できる他、身体全体のバランスを整えることが可能です。
結果的に、日常生活での活動がより快適になることも期待できるのではないでしょうか。
整骨院では施術だけでなく日常生活で留意すべきポイントやセルフケアの指導もしてくれますから、捻挫の影響を最小限に抑えるための貴重なアドバイスとなることでしょう。
後遺症を防ぐための取り組みも、整骨院の施術の利点です。
適切な施術を早期に受けることで、ご自身の快適な生活を目指すことが可能になります。
捻挫の後に残りやすい不快な痛みやしびれに対しても、整骨院での施術が効果をもたらすこともあるでしょう。
再発防止のために気を付けるポイント

捻挫の再発を防ぐためには、日常生活でのちょっとした心がけが大切です。
痛みや違和感をぶり返さないために、いくつかのポイントを意識しながら過ごすことが良いかもしれません。
最後に、再発防止のために気を付けるポイントについて詳しく解説します。
捻挫癖を防ぐためのセルフケア方法
捻挫が繰り返し起こることを避けるために、セルフケアをしっかりすることが肝心です。
例えば、足首や膝周りの筋肉を鍛えることや、定期的にストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性や耐久性が向上させ、捻挫リスクを抑えるのが理想と言えます。
スポーツの前後にはウォーミングアップおよびクールダウンを欠かさないようにし、疲れたら無理はせず、しっかりと休息を取ることが長期的な体全体の健康維持に繋がるでしょう。
こうしたケアは毎日の習慣として身につけると、後遺症のリスクを軽減できる可能性もあるかもしれません。
なお、バランスを取る練習として片足立ちやヨガのポーズを取り入れるのも一つの手です。
バランス能力を向上させることは転倒を未然に防ぎ、捻挫の可能性を抑えるのに有効となります。
日常生活での注意点
日常生活では、ちょっとしたことでも警戒するのが良いでしょう。
例えば、適切な靴を選ぶことが挙げられます。
足にフィットし、十分なサポートを提供する靴であれば、足首の安定性が増し、不要な負荷を軽減することが可能です。
子供やお年寄りの運動靴には特に注意を払い、サイズが合った靴を選ぶなど、足を正しくサポートできるようにすると良いでしょう。
また、転倒を防ぐために、家の中を整理整頓し、段差のある場所やすべりやすい床面には気を付けることが重要です。
中でも、定期的な掃除と点検で生活環境を整えることが、安全で安心した日常生活を支える基盤となります。
健康チェックも怠らず、適切な医療機関での検査を受けることも大切と言えるでしょう。
まとめ

今回は、足首の捻挫が疑われる場合に病院の何科を受診するべきかについて、詳しく解説しました。
捻挫は突然起こるものですが、正しい知識と適切な初動対応と応急処置があれば、症状の悪化を防ぐことができるかもしれません。
病院での治療はもちろん、整形外科や整骨院での治療も、捻挫の早期回復をサポートしてくれることでしょう。
捻挫は一度癖になると何度も引きこされることがあるからこそ、根本的な治療だけでなく継続的なケアやサポートが必要となります。
もし専門的な施術が必要であれば、一度薮下整骨院にご相談いただけると幸いです。